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「MICHELANGELO頌 ― Le Corbusier論への序説として」

日本工作文化連盟「現代建築」 1939年

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ル・コルビジェの歴史上に果たす使命をミケランジェロと同じものと捉え、その2人を語ることにより現代建築の目ざす方向、建築家としての進むべき道を示唆している。時代を切り開く最高の使命を担う建築家として、孤独に耐えながらも、真に独創的な造形をつづけていこうとする宣言ともいえる。

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「桂 ― 日本建築における伝統と創造」

造型社 1960年
同書 英文版 エール大学出版局 1960年

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この本は、離宮のいわゆる記録ではないし、まして歴史的な研究でもその年代史的な記述でもない。またこの本の写真が示している桂は、現実に存在している桂そのものではないだろう。むしろこの本は一人の建築家と一人の写真家(石本康博)の心象のなかに生きている桂の記録である。

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「東京計画1960 ― その構造改革の提案」

新建築社 1961年

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1960年、既に矛盾と限界を示してしまった東京の<閉じた>構造に対して、線型発展を可能にする<開いた組織>としての構造へと改革するものである。本計画では、これまでの都心の概念を否定し、都市軸という概念を導入することにより、サイクルトランスポーティション・システムを東京湾上に設定し、その軸に沿って都心機能を分散・展開させる新しい都市像を提案している。

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「伊勢 ― 日本建築の原形」

評論:川添 登 写真:渡辺 義雄
朝日新聞出版局 1962年
同書 英文版 MIT大学出版局 1965年

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伝統はそのものとして創造のエネルギーとなり得るものではない。しかし伝統は、創造の契機を常に秘めている。そうした契機を探そうとして、私は伝統の中を彷徨った。そのぎりぎりのところで伊勢にぶつかったのである。そこに日本の伝統の原形があった。背後には原始の自然がひそんでいた。日本の古代人たちの逞しい構想力は、自然の暗闇のなかから次第に精神の象徴を確かめていき、ついに伊勢のフォームを創造した。それは、原始の暗さと永遠の光の均衡の姿であった。

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「日本列島の将来像」

講談社 1966年

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現代社会とその表現である国土や都市の構造は、成長と変化の激しいダイナミックな様相を示し、それらの空間組織は、より高度に有機体化しつつある。それらの状況を「エネルギー ― 生産技術の革命とその後の持続的発展がもたらした現代的状況」と、「情報 ― コミュニケーション技術の現代における革命的発展がもたらしている状況」のふたつの軸からとらえ、日本の国土や都市の構造、地域開発や都市再開発の進むべき将来像へ導く。

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「丹下健三・1946-1958・現実と創造」

美術出版社 1966年

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1946年から1958年(広島計画から香川県庁舎に至る)の論文と作品を収めたものである。その中では、建築の創造における“姿勢と方法の統一”の試みがなされている。「建築の創造は現実の認識からはじまり、その現実の発展の働きかけにより導かれるという」姿勢と、またその方法的成果としてのピロティー、モジュールコーディネーション、ユニフォーム・ラーメン、コアシステム等の手法が除々に高められ発展していく過程を再現している。

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